これはお遊びの議論ではなく、現実に起こり得る話です

「宇宙人を探すのは辞めるべきだ」「宇宙人にメッセージを送ることは、人類の滅亡につながる」これらは子供の言い争いではなく、大人、それもその道では名立たる学者たちが大真面目に話し合っているテーマです。

私たちは、地球外知的生命体を総じて宇宙人と呼んでいます。

その宇宙人と積極的に接触していくべきかどうかを問う議論が、アメリカ科学振興協会の年次大会の席上で、賛成派と反対派に分れて行なわれました。

反対派の主張は、「宇宙人は博愛主義者であるとは限らず、地球を侵略しに来るかもしれない。だから接触すべきではない」です。

ちょっと嘲笑してしまいたくなる主張ですが、専門家の中には、そう遠くはない未来に起こり得る問題であると感じている者が多数いるのです。

賛成派の主張は、「地球上でテレビ放送は80年前から始まっており、宇宙空間には放送電波が漏れている。地球から80光年以内の惑星に住む宇宙人には、既に地球の情報は伝わっていることになり、仮に宇宙人が高度な知性を持っているとすれば、とっくに侵略しに来ている」です。

他にも、「仮に1万光年離れた惑星に、凶悪な宇宙人が存在したとしても、彼らが地球に到達する前に、人類が滅亡している可能性の方が大きい」と言う主張もあります。

私たちは、宇宙人との付き合い方を本気で考える時期を迎えているのかもしれません。